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医学部の難しさ

「医学部は最難関だ」「私立大学医学部も難しいらしい」「現役合格は無理だ」「東大・京大くらい難しい」などの話を耳にしたことがある人は多いかと思います。いったい、医学部はどのくらい難しいのでしょうか。
国公立大学の一般入試では、1次試験としてセンター試験が課せられます。医学部をめざす場合、センター試験は5教科7科目(900点満点)で受験をします。どこでもよいからどこかの医学部へ合格するためには、センター試験で何点くらい得点をすればよいか。
得点率で示すと約85%以上(765点)必要で、旧帝大などの難関大の場合には約90%(810点)になります。得点率90%は、東京大学の理工系学部(理1、理2)とほぼ同じです。地元出身の成績上位者が地元の医学部を志望する割合が増えたことで、医学部はどの大学も難化しました。
センター試験で得点率85%以上が、国公立大学医学部に合格するための必要条件となります。では、国公立大学の2次試験の学科試験や私立大学の学科試験で、合格するために必要な学力について見てみましょう。今回、使用するのは株式会社ベネッセコーポレーションが実施している「進研模試」の7月実施総合学力記述模試のB判定偏差値[合格可能性60%以上80%未満]です。
国公立大学も私立大学も、どこかの医学部へ合格するための偏差値は70以上となります。全般的に私立大学よりも国公立大学の方が、上位偏差値の大学が多いです。
ところで私立大学の偏差値の高さに驚いた人も多いのではないでしょうか。日本で最難関の理工系学部である早稲田大学創造理工(機械)の偏差値は73で、慶応大学理工学部学門1も偏差値は75です。
保護者の中には「私立大学医学部は、国公立大学医学部の滑り止め」と考えている人がいるかもしれませんが、現在は多くの受験生にとって、私立大学医学部は滑り止めにはならないと考えてよいかもしれません。